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骨董と棲む蔵
筑波地方独特の表現で、建物と敷地のバランスがよい様子を「ぶっぺい」といい、その屋敷には土蔵があり農村集落風景のアクセントになっています。
「骨董と棲む蔵」は筑波の伝統的風景に馴染むと共に現代の街並みにとってもアクセントを与えることができるようにデザインしました。
その一つが土蔵に使われていた「置き屋根」です。単なる見た目の再現ではありません。置き屋根は夏の陽射しを遮るエコロジカルな屋根です。今時の通気層と断熱材の仕様よりもはるかに優れたデータも出ています。
敷地内に1.6m程度のレベル差があります。空間構成はこのレベル差を活かすことで多層空間としています。
道路のレベルにガレージがあり、玄関、リビングなどはそれより1.6m程度高くなります。さらにスキップしたガレージの上が和室となっており、2階は寝室です。
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