桜川からの眺め 桜川カヤック紀行

by iwanaga
3.下坂田〜松塚
2005.5.28

今日は下坂田の小さな砂浜から上流に向かって出発しました。カワウが水にもぐるのを追いかけながら松塚の桜川漁協の基地を過ぎるとすぐに堰があります。堰の付近には釣り糸が張ってあり、そこに一羽のカワウがひっかかってもがいていました。

そこへ、桜川漁協長が船で登場。なんでも、カワウがアユを食べてしまって困っているのだとか。カワウは増加しており、せっかく放流して育ったアユをアユ釣り解禁を目前にして食べられてしまうからだそうです。漁協長は毎日のようにアユの育成に手を貸し、カワウと格闘しているそうです。この写真は堰に集まる流木を取り除いている様子です
松塚の付近は浅く、歩いて渡れるほどです。

この堰は水田に水を入れるための物ですが、ブラックバス釣りの船が乗りあげて壊してしまったそうです。川は流れがあるので、小さな穴がすぐに大きな穴となって崩れるのだそうです。

かつては、シジミがたくさんいたことを教えてくれました。
漁協の基地を象徴するひときわ大きな魚とり網小屋。
この小屋に招待して下さいました。小屋の上からの眺めはまた格別。
もうすぐ90歳になるおじさんが、毎日数回、網を引き上げています。小屋の広さは一坪より若干大きいほどでしょうか。風とおりがよく、桜川も見渡せて最高です。この空中の庵にはなんでもそろっていて居心地がよく、時間がゆっくり過ぎていきます。
桜川で採れた野草の天ぷら、イノシシ肉、桜川の畑で作ったキャベツとお新香というすばらしいご馳走を頂きました。

このような網小屋は桜川に多い漁法で、かつては30〜60基もあったようです。

宴もひといきついて、そろそろ網を上げる時間。アユやモロコが入っています。網に入った魚は小屋のデッキからこのように枝の長い網ですくいます。日によって網に入る量が全く違うそうです。こうしてすくい上げたアユは堰の上に移動してあげるそうです。
網の中で飛び跳ねるひときわ大きな魚。ニゴイです。あらいにして食べるとおいしのだとか...。透き通るように美しい姿です。
漁協の皆様、ありがとうございます。また寄ります。
桜川の自然保全活動。護美の会のHP