茨城県つくば市 2007年11月竣工
AGRITECTUREとして計画した実験的建築。

つくばは古来より稲作を中心に栄えた農村であり、かつては養蚕も盛んにおこなわれていました。温度湿度を管理しながら同じ家の中で蚕は人より大事に飼われていたといいます。そのような自然とともにあった農家の象徴としての ( まゆ ) をデザインに取り入れました。

建物を糸の膜と緑で包み込むことで内部空間と外部空間の中間領域である「縁えん」を作り、熱環境的な緩衝帯として機能させます。

建物全体に植え付けられた作物は夏の日差しをコントロールし二酸化炭素を吸収しながら生長し秋には実りの恵みをもたらしてくれます。冬は葉が落ち、陽だまりをつくります。

「繭」は日本の木をたくさん使っています。丸太はスギ、柱はヒノキ、床はヒノキの無垢材、内壁、外壁にはスギの無垢板です。塗装は2色の天然系塗料を重ね塗りしています。
弟23回茨城建築文化賞 住宅部門優秀賞受賞

「自然とともにある住まい」

廃棄物資源循環学会誌vol.20.No.3.pp129-131.2009

エコライフと住まい-環境社会新聞掲載記事
パッシブソーラハウスです
繭ができるまでと繭でのくらしをブログで発信しています
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