環境省 水鳥救護研修センター
近年、タンカーなどの海難事故が増えています。ナホトカ号やガラパゴス号での油流出事故などの例をみるように油汚染により野生生物が被害を受ける危険性も増しています。そのような事態において迅速かつ的確な救護が求められています。

水鳥救護研修センターは水鳥の救護手法の研修、油汚染事故に伴う水鳥救護の情報収集と発信、機材の備蓄のための施設です。

バルコニー

木製フェンスは鳥籠を兼ねています。処置を受けた水鳥のリハビリ空間となります。

屋上、パーゴラ

通常、屋上は開放され隣接する見晴らし公園の展望台的役割を果たします。万一事故が発生して水鳥の救護が行われるときは簡易プールの置き場として機能します。そのときはパーゴラに網を張り鳥籠の機能を持たせます。

研修室

水鳥の救護に関わる研修が行われます。

解剖室

回収した水鳥の死体や、治療中に死亡した鳥を剖検し、病理検査や科学検査の結果を救護活動や保護に役立てます。

事務室

水鳥救護、油流出事故などの情報収集、発信を行います。

設計

基本構想基本設計・意匠:時空遊園(岩永至功+岩永幸呼)
実施:東京ランドスケープ
施工:カトウビルドシステム
建築用途:自然保護の研究、研修、情報センター
主体構造:鉄筋コンクリート造
敷地面積:991.78平米
延床面積:255.16平米

時空遊園 環境・建築研究所
JIKOOYOOEN ARCHITECTS